ドイツ・エルツ山地を代表する伝統工芸品のクリスマスピラミッドです。クリスマスツリーが登場するまで、クリスマスピラミッドがクリスマスの象徴でした。

クリスマスピラミッドは、上部にプロペラが付いたキャンドルスタンドです。
キャンドルの火によって生まれた上昇気流によって、上部のプロペラが回ります。

また、LEDキャンドルライトを使用の際でも、エアコンなどの風でもプロペラは回りますので、クリスマスピラミッドの雰囲気を楽しむことができます。

クリスマスピラミッドの起源は中世ヨーロッパにさかのぼります。 中世の西ヨーロッパおよび南ヨーロッパでは、暗くて寒い冬の時期に、災害を避けるおまじないとして、常緑樹の枝を家の中に吊るしていたそうです。 また、北ヨーロッパや東ヨーロッパでは、ろうそくの火の力をおまじないとしていたそうです。

そして、エルツ山地の村で、その２つの風習を組み合わせて、クリスマスのお祭りのシンボルとしたのが始まりと言われています。 それは４つの柱を四角錐上に配置し上部でつなぎとめて、ろうそくで装飾した建造物でした。

現在でも、12月になるとドイツ各地のクリスマスマーケットに、大きなクリスマスピラミッドが登場します。

名前の由来は、18世紀末のナポレオンがエジプト遠征で持ち帰ったピラミッドの絵が、そのクリスマスのシンボルに似ていたことからつけられました。

●サイズ：W21×H23×D21cm
●素材：木製
●製造：ドイツ製

Knuth Neuber クヌース・ノイバー

クリスマスピラミッドやシュヴィップボーゲンなどのキャンドルスタンドを中心に多岐にわたるエルツ山地の木工芸品を製造するKnuth Neuber（クヌース・ノイバー工房）。
ノイバー工房は、1892年にEmil Neuber（エミール・ノイバー氏）によって設立されて以来、代々伝統と職人技を引き継いでいる老舗の工房です。

エルツ山地の木のおもちゃは、昔ながらの接着剤を使用しているため接着力が弱く、パーツが取れてしまうことがございます。 もしパーツが取れてしまった場合は、はみ出さないように木工用ボンドをつけて接着して、ご対応下さいませ。

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